むくむく。

梅雨明けすらしてないんですが、一足はやくちょっとだけ創作意欲が戻ってきた予感。
逃がさないようにしっかと捕まえて、形にしたいものですな。

取りあえず思いつくままに、ガガガっと書いたものを。

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 その様子は、まるで夜の海のようだった。── ただし、闇夜の。
 ざわり、ざわりと、微かな星明りの下、うねり蠢(うごめ)く黒い波。
 だがそれが海でない証拠に、そこから聞こえるのは潮騒ではなかった。
 荒い、呼吸の音。
 まるで今にも荒れ狂いそうな感情を無理に押さえつけているような、そんな緊迫感の漂う抑えた呼吸の音が、あちらこちらから聞こえてくる。
 ── それは無数の、魔族の群れだった。
 血走った瞳が、周囲の闇を探るように見つめる。何対も、何対も── 数え切れぬ瞳が探すのは、彼等が現在最も恐れているモノだった。

(何処へ行ッタ!)
(早ク探シ出セ…!)

 本来、魔族は単独で行動する。
 彼等はそれぞれ固有の領域を持ち、そこ以外の場所に姿を見せる事は滅多にない。
 何らかの理由── 最も大きな理由は天敵とも言える神族に浄化される事である── により、ある領地の持ち主の魔族が死んだ場合、その領地を巡って複数の魔族で争いが起こる事はあるものの、その場合ですらその領地を我が物にしようとする魔族の間でだけの事で、今のように群れと表現出来るほどに集る事はなかった。
 そう、今は非常事態なのだ。
 単独行動が基本の魔族が集い、協力し合うほどに厄介な問題だった。
 魔族の群れはまるで世界を侵食するかのように、夜の世界をゆっくりと進む。

(…イタゾ!)

 やがて集団の何処かから発見の声が上がると、魔族達は一斉に今まで押さえ込んでいた感情を爆発させた。

 オオォオオオオオオ…!!

 それはさながら、地響きのようだった。
 否、実際に大地はその叫びによる振動で確かに揺れた。
 ビリビリと大気を振るわせるその叫びは、これからの『死闘』を予感させる。

 殺セ!!

 一人が叫んだその言葉は、たちまち周囲に伝播した。

 殺セ!
 殺セ!
 殺セ!
 殺セ!!
 殺セ!!!

 唱和されるに従い、その言葉はそのまま呪詛となる。
 事実、魔族達は心から相手の死を願っていた。

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 冒頭だけでもなんだかとっても暗そうだ(´_`;)
 でもちょっと楽しかった。
 一応異世界召喚ものかなー(==ヾ)
 もっとも召喚される側も、召喚される側も異世界ですが…。

 全体の大まかな構成はあるので、もうちょい煮詰めて調子が良かったらHP開設日にでもまとめてアップできないかなーと思ったり。
 あと3ヶ月ほどで出来るかなー。
 前なら多分出来ただろうけど、今の私じゃ不安だ(==;)<文章力下がりまくってるわ

 うまく書き続けられますように;
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by m_ryuko | 2007-07-24 02:25 | 日常の出来事